A 日常生活は問題なく過ごせるとき（初期）

高齢者をねらった、詐欺が発生しています。「オレオレ詐欺」のほか、悪質リフォームなどの詐欺被害も増加しています。家族と住んでいたり、頻回に訪問している場合は、早く気付くことができクーリングオフすることができます。遠く離れていて訪問できないのであれば、まめに電話などで安否確認を兼ねて様子を伺うことが必要です。

B 日常生活に支障が出て手助けが必要なとき（中期）

「オレオレ詐欺」など電話を使った詐欺にだまされないためには、電話は留守番にしておき、相手がわかってからかけなおす方法があります。また、電話帳の名前から高齢者と推測することから、また、まだ判断力があるうちに、将来に備えて「成年後見人制度」の利用を検討してはいかがでしょうか。

C 全面的な介助が必要なとき（後期）

不安な気持ちやさみしさから、話を聞いてしまい、詐欺にあってしまう面もあります。誰かが側にいて話を聞くほか、デイサービスを利用するなど、人と交流する機会を増やし、ひとりでいる時間を減らしましょう。