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日時
2020.09.27
(Sun)
13:30~14:30
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場所
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対象者
医師
第1部 講演
末期がんの方を自宅で看取る
~麻酔注射剤を使用するノウハウ。利用できる資材から算定まで~
末期がんの患者さんでは7,8割の方が癌性疼痛を経験されます。癌性疼痛に対しては内服による疼痛コントロールが基本ですが、一方で多くの方は終末期に経口摂取が困難となります。緩和ケアを受けられている多くの患者さん・家族の望みは延命治療でなく、痛い・苦しいといった苦痛を最期まで取り除いてほしいという思いです。
オピオイド持続皮下注は、末期がん患者さんがご自宅で最期を迎えるための切り札となるかもしれません。
プログラム
1-1:医療用麻薬の導入手順
1-2:投与経路の検討
2-1:薬剤の種類
2-2:薬剤の使い分け方
2-3:濃度・速度・投与時間・投与量の決め方
コラム:迷った時には
3-1:デバイスの紹介
3-2:持続皮下注射の注意点
3-3:実際の使用方法(実技)
コラム:算定できる保険点数、デバイスの価格
4-1:導入度のフォロー
4-2:デバイスの変更、薬局との連携
5-1:廃棄方法
第2部 実習
シリンジポンプ実技演習
実習では、会場にシリンジポンプを準備。
実際に触れて、注入速度や不応期、鍵のセットなどの実習を行います。
実習者10名に実技指導します。
※実習に参加されない方は、会場のプロジェクターで実技の手元映像を見ることが出来ます。
講師紹介
講師:木田 盛夫 先生
各務原市にて木田医院ファミリークリニックを開業。
地域に根差し、家庭医として子供からお年寄りまで診療。
在宅での末期がん患者の緩和ケアを実践している。
略歴
・県立岐阜高校卒業
・山形大学医学部卒業
・東海中央病院 緩和ケア内科勤務
・木田医院ファミリークリニック開業
所属学会認定医・専門医
・日本プライマリケア連合学会
家庭医療専門医
・日本内科学会 認定医
・日本緩和医療学会 認定医
研修資料
配布資料
※配布資料をご希望の方は、下記のご意見フォームから事務局へご連絡ください。ご意見欄にご住所を明記いただければ、資料を送付いたします。
研修会動画
末期がんの方を自宅で看取る
~麻薬注射剤を使用するノウハウ。利用できる資材から算定まで~
木田 盛夫 先生
研修会参加に関する注意事項
- 当日、ご来場の際は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保にご協力をお願いいたします。また、発熱等体調がすぐれない場合は受講を取りやめる等、十分にご留意いただきますようご協力願います。
- 新型コロナウイルス感染症の国内の感染状況によっては、研修会を中止にさせていただく場合があります。中止とする場合は、このサイト内にて、お知らせしますので、ご来場前にご確認をお願いします。
- 動画研修の場合は、動画の著作権は岐阜県医師会に属します。この動画の画面あるいは内容を許可なく他のウェブサイトや著作物等へ転載することを禁止します。また、著作権法で許された範囲を超えた複製を固く禁止します。著作権法で許された範囲内で複製する場合でも、その複製物を目的外に利用したり、内容を改変することを禁止します。
受付終了