お知らせinformation
【岐阜市医師会Webセミナー】7/24(木)「COVID-19の予防と治療を考える会 in 岐阜」
2025年07月02日 研修会岐阜市医師会において、下記セミナーが開催されます。
詳細は下記をご参照ください。
日時
2025年7月24日(木)19:00~20:00
目的
新型コロナウィルスワクチンは定期接種B類疾病と位置付けられ、昨年秋より定期接種が開始されました。
本Webセミナーではワクチン接種の意義、感染リスク等を科学的見地から振り返り、疾病の予防と治療並びに罹患後症状等も踏まえた最新情報の理解習得を目的とする。
座長
岐阜大学医学部附属病院感染制御室室長・生体支援センター教授
馬場尚志 先生
講師
ぎふ綜合健診センター所長/岐阜大学名誉教授
村上啓雄 先生
講演概要
COVID-19は令和5年から「5類感染症」に移行したことで一般の方も医療者も「通常感冒と変わらない疾患になった。」という認識になってきた。
しかしその実態はオミクロン株流行下であっても入院などの重症化の報告があることや、厚労省の死亡診断書のデータを見る限り、その後の毎月の死因はCOVID-19がインフルエンザの数倍から数十倍の報告が継続している事実を再認識すべきである。
また後遺症発現割合も高いことから、決して「通常感冒」とは程遠い疾患であることを認識するべきであり、引き続き予防・治療・感染対策に関する情報のアップデートが必要である。
本講演ではそのような観点からCOVID-19への対応を幅広く解説する。
岐阜県のCOVID-19の課題を踏まえて、本邦の「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」をもとに、診断、重症化リスク因子、抗ウイルス薬の選択などのポイントに加えて、
とくにハイリスクである高齢者等を守る感染対策の視点からも、適切なワクチン接種および抗ウイルス薬の使用は重要な武器であることも確認したい。