心身の健康
(コミュニケーション能力)tips / dimentia

人の話を聞いて自分のことを話せるようにしていたい

認知症による言語、記憶、物事の理解などの障害から、コミュニケーションに障害が生じます。そこで情報や思いが伝わらないことで家族の人間関係がぎくしゃくしたり、人に会うのが嫌になったりすることができるだけ起きないように、状況に応じたコミュニケーションの工夫が必要になります。


対処法

  • コミュニケーションは話し言葉だけではなく文字でも画像でもできますし、感情や気持なら表情や身振りそれから身体にそっと触れることでも伝わります。
  • 自分の思いを手紙に書く取り組みをしている重度認知症デイケアがあります。普段世話になっている人へのメッセージはよいコミュニケーションなのでは・・・
  • 今あるコミュニケーション力を楽しく使うことで、話しの内容が豊かになります。通所介護や通所リハビリ、認知症カフェの利用などもよいでしょう。
  • 認知症当事者の会の人たちは自分たちのことを社会に発信しています。生き生きとした生き方によってコミュニケーションは大きく変わります。
  • うなずいたり、あいづちを打ったり肯定的に受け止めるスキルを周囲の人が身に付けるとコミュニケーションは変わります。ケアマネジャーの接し方からぜ ひ学びましょう。
  • コミュニケーション力は元々個人差があり、本人の意欲や環境も関係します。中核症状にあまりとらわれずに、一人ひとりにあった工夫が大切でしょう。